2023/06/02 10:31
②床矯正のデメリット

床矯正は、顎の成長を利用した矯正治療「床矯正」。ブラケットとワイヤーを用いた従来の矯正治療とは異なり、入れ歯に似た取り外し可能な装置を使用します。
②床矯正のデメリット
床矯正は、歯に矯正装置を固定する方法と比べて様々な点が優れています。しかし、デメリットもあります。
後戻りすることがある
床矯正は顎の成長を利用した矯正方法ですが、矯正治療後に装置を取り外すと、後戻りする可能性があります。これは、顎の成長に口周りの筋肉の使い方や生活習慣などが関係しているためです。また、矯正装置を頻繁に外してしまい、治療期間が長引くことも予想できます。
適用できるタイミングが限られている
床矯正は、前歯4本が永久歯に生えそろわなければ適用できません。
また、歯が全体的に永久歯へと生え変わっていると、床矯正を適用できない可能性があります。
そのため、床矯正を検討している場合は、早い段階で歯科医師に相談して、適切なタイミングの指示を受けておくことが大切です。
歯ぎしりがあると破損する可能性がある
歯ぎしりによって矯正装置に大きな負担がかかり、早い段階で壊れてしまう可能性があります。
矯正のためには、矯正装置を所定の時間だけ装着する必要がありますが、歯ぎしりについて医師に相談しておくことで、何らかの対策を講じてもらいましょう。